*効果(音響)
*初仕事

*初仕事(効果)

まず最初に役割分担を決めましょう。(役割分担のページ参考)効果の中で決めるのは責任者、操作担当者、合図(タイミング係)担当者、合図(音量係)担当者です。

効果の仕事は、どこに音楽を入れるかという事から始まります。効果には主に二種類あり、一つが効果音、もう一つが音楽(バックミュージック)です。

効果音というのは「音」のことで、電車の音、風の音、ざわめきの音などがこれにあたります。そして音楽というのは雰囲気を盛り上げるための曲で、要するにバックミュージックです。

例えば効果音ならば(電車の音)などと書いてあった場合にはその効果音を探してきましょう。もし記述がなかった場合でも交通事故などのシーンはパントマイム(基礎練習のページ参考)だけでやるよりは車のブレーキ音などがあった方がわかりやすいので、考えて入れて行くべきでしょう。これらの効果音は「効果音全集」などという名前でCDになっています。図書館やレンタルショップで探せばあるはずです。

そして音楽(バックミュージック)ですが、これはもう効果さんのセンスに頼るしかありません。「こんな感じの音楽を入れたい」と言う風に書き出して、劇に関わる人たちにCDを探してきてもらいましょう。

さて、どこに音楽や効果音を入れるかが決まったら、それらに名前を付けましょう。そして劇に関わる人たちに知らせ、探してもらうのです。例えばらぶらぶシーンならば、「p12の何行目からp13の何行目までのシーン、タロウとハナコのラブラブな感じの曲」などと名前を付け、イメージに合いそうな曲を持ち寄ってもらいましょう。効果音の方は単に「p18電車の音」などでよいです。

そして二日間くらい待ち、効果音や音楽が一カ所につき何種類ずつか集まったら次のステップです。

*Qシート(計画書)作り

曲は集まりました。まず効果の中でたくさんある曲の中から一カ所につき二つくらいに絞りましょう。

曲を絞っていくやり方ですが、効果の誰かが、曲を入れる部分の台詞をバックミュージック付きで読みます。そこでイメージの合わない曲の候補を削っていくのです。効果音などはそもそも少ないと思うので、一つに絞れると思います。

そうして選び抜いたものを演出に聞いてもらいましょう。キャストが読んだ台詞にあわせながら聞いてもらうのが一番望ましいです。そこで演出がダメ出しをしなければOK、ダメだと言われたら選び直しです。

こうして音楽と効果音がすべて決まったら、次は計画書(Qシート)作りです。

Qシートを作る前に音楽、効果音の「入れ方」を決めましょう。入れ方には主に二種類あります。F.I(フェードイン)と、C.I(カットイン)です。

フェードインはかすかな音からだんだん音量を上げて入れていくことで、曲が自然に入ってきます。雰囲気作りのバックミュージックなどはあまり音楽として意識されない方がよいので、この方法を良く使います。

カットインは最初から大きな音量で曲や効果音を入れることで、はっきりと「音」を認識させたいときに使います。効果音などはほとんどがカットインです。

そして「出し方」も決めましょう。出し方も同じくF.O(フェードアウト)とC.O(カットアウト)があります。

フェードアウトはだんだん音量を下げていく方法で、曲が自然に抜けていきます。これも雰囲気作りのバックミュージックなどに使われます。

カットアウトはブツッと切ることです。これは主に効果音で使います。ギャグのシーンで白けた瞬間に、音がぶつっと切れるという効果などにも使えます。

この四つの入れ方、出し方を決めたら、これらをQシートに起こします。まずB5の紙を用意し、それに二本線を縦に引きます。最初の一本は用紙の横の長さの半分くらいの場所に、残りの一本は右の半分を二分割するくらいに引きます。そして横線を1.5センチ間隔くらいに引きます。そうすると升目がたくさん出きるはずなので、一番上の欄に左から音、入れ方、出し方と書きます。そしてその下に音の名前、入れ方、出し方を書いていけばよいのです。これはちょっと説明が難しいので、画像がここにあります。これを参考に作ってみて下さい。

Qシートが出来たら、いよいよ練習です。