*照明
*初仕事
*計画書(Qシート)作り

*初仕事(照明)

まず、役割分担をします。(役割分担のページ参考)責任者、スポットライト担当者(上スポ、下スポ)、舞台照明担当者、合図担当者です。それが決まったら、いよいよ仕事です。

まず最初に、責任者が司会役を務めながらシーンごとの照明を決めていきます。例えば「この台詞からこの台詞までは、舞台照明は薄暗く、舞台上にいる二人にスポットを当てよう」などと決めていくのです。このときはまだ上スポット下スポット、舞台照明のボタン番号の指定はしなくていいです。

ここでの指定の仕方ですが、「この台詞」だけでは台詞の直前の間に照明を変えるのか、直後に変えるのか、台詞の間に変えるのかが分かりません。

「あたしはその一ヶ月を大切に過ごそうと決めた」

と言う台詞だったら、

「(ここで変える)あたしはその一ヶ月を大切に過ごそうと決めた」

なのか

「あたしはその一ヶ月を大切に過ごそうと決めた(ここで変える)」

なのか

「あたしはその一ヶ月を大切に過ごそうと(ここで変える)決めた」

なのかをはっきりさせなければいけません。台本にスラッシュを入れてもらえばいいでしょう。(例「あたしはその一ヶ月を大切に過ごそうと決めた/」)

また、照明を変えるというのは一瞬の動作です。例えば上の台詞の直後に、舞台照明が薄暗く、スポットが二人に当たっていた状態から舞台照明が全開(最も明るい状態)でスポットが当たらない状態にするのならば、

「あたしはその一ヶ月を大切に過ごそうと決めた(ついていなかった舞台照明のボタンをすべて付け、スポットを消す。」

と言うことになります。照明の変化は、「シーンはつながっているんだ」と言うことを認識していないと全く理解できなくなってしまいます。このことをみんな理解していなければならないし、分からない人には責任者がわかりやすく説明できるような状態になっている必要があります。

*計画書(Qシート)作り

計画書(Qシート)作りです。これは責任者の人がやって下さい。

まずB5の紙を用意します。そしてそれに縦線を4本引いて下さい。そして左から「台詞動作、上スポット、下スポット、舞台照明」と書いて下さい。それが終わったらその文字の下に横線を一本引き、それと平行に二十本ほど(高さが1センチくらいになるように)線を引いて下さい。空欄のますがたくさん出きるはずです。

さて、書き方ですが、例えば舞台照明が全開で、スポットがついていない状態から上スポットをタロウにつけて舞台照明を薄暗くする「(ここで変える)久しぶりだね、父さん」と言う場合は、

まず「台詞動作」の所に「/久しぶりだね・・・」と書きます。

そして上スポットの所に「人型、タロウ」と書き、

下スポットの所は空欄、

舞台照明の所には「1,3,4(ボタン番号)のみつける」などと書きます。

Qシートは言葉で説明するのが難しいので、画像がここにあります。これを参考に作ってみて下さい。私の学校では光が消えている部分は黒く塗りつぶすことにしています。わかりやすいのでおすすめです。

Qシートを作る上で気をつけることは、動作が重複しないようにすることです。例えば上スポットを舞台のはじっこにいるハナコにあてて、同時に逆の端にいるタロウに当てるのは無理です。(^_^;)当たり前なのですが、結構やってしまいがちです。

ここで計画が狂ってしまうと情報の混乱が起き、取り返しのつかないことになるので何度も確認しながら正しいQシートを作りましょう。

どうしても無理な照明というのもあります。例えばスポットが二台しか使えないのに、三カ所に同時に当てるなどです。こういったときは妥協しましょう。

Qシートはできあがりましたか?そうしたら次のステップです。