*第一回:顔合わせ

本番SPOT、舞台照明、合図の最低人数は揃っているかを確認。
本番SPOT(台数分)と、舞台照明担当(一名)、合図担当(一名)を決める。
その他の人は機材管理にまわる。
人数が足りない場合は、合図の人など、出来そうな人が機材管理。
(舞台照明の人が舞台を見られる位置で操作をする場合、合図は不要)

 □誰が本番にSPOT(一般には上、下。状況に応じて増えたり減ったり)
  操作をするのか?
 □誰が本番で舞台照明の操作をするのか?
 □誰が幕内にいて舞台を見ることが出来ない舞台照明の人に、
  合図をするのか?
 □誰が機材管理をするのか?

☆本番SPOT
本番にSPOTを操作する。人を追う、
全開にする、消す、二人、一人に当てる、などが主な仕事。
SPOTの扱い方は機種、型によって違う。
機材が足りないことが多いので、一度扱い方を覚えたら、
Qシートを見ながらイメージトレーニング
(この台詞で消して……この動作の後二秒待って人型でA子につける……
それから……、など。)
をする事が重要。

☆舞台照明
する仕事については、機材に大きく影響されるので、なんとも言えない。
ブースに入ってフェーダーを使って作業するようなもののこともあれば、
教室の明かりだけで芝居をすることもある。臨機応変に。
舞台を使う場合、こちらはスポットにも増して
機材を使える機会が少なくなるので、
扱い方を覚えたらイメトレが主な練習となり、とっても重要。
そのかわり、イメトレさえ個人でしておけば、
練習の期間はほとんど機材を使えないので、出席義務があんまりない。
ただし、機材を使えるときは完璧にこなさないといけない。

☆合図
舞台照明の操作盤は、学校の講堂などでは幕内であったり、
舞台の脇であったりすることがあるので、
舞台照明の人は舞台を見ることが出来ない。なので、合図が必要。
キッカケのときに、合図を送る。

☆機材管理
SPOTの貸し出しの手続きなどを担当。
練習をする予定をSPOTの人に出してもらい、
それに合わせて機材を用意する。

*第二回:視察使節。

照明のイメージを見に行く。舞台の視察。
SPOTをどう当てると、どう見えるのか?
舞台照明をどうすると、舞台はどう見えるのか?
SPOTの明るさはどれくらいか?
ゼラ(色つきのセロハン)を入れるとどうなるか?
これらをみんなで見に行き、絵付きメモを取ったりする。

(イメージ『スイッチごと確認など』)

 □機材の使い方は確認できたか?
 □舞台照明の当たりかたは、スイッチごとに確認したか?
 □明るさは分かったか?

*第三回:イメージお絵かき。

どう見えるかのイメージを確認したら、組み合わせを考える。例えば、

(イメージ『宇宙人、孤独感etc...』)

こういった組み合わせのイメージを、芝居の中でどう使うか考えていく。
例えば、

(イメージ『Qシート書き起こし』)

など、図と組み合わせを台本に書き入れる。
この段階で、演出・舞台監督にズレがないか聞きに行く。
(ex.A子とB夫ふたりっきりのシーンだと思って
真っ暗闇にSPOTにしたのに、実は台詞はないけどD助とC美もいて、
そっちも見えないと困る、など)
ズレがなければ、次へ。

 □全てのシーンにイメージ図は書き込めたか?

*第四回:Qシート作り。

台本に書かれた図を元に、SPOTの位置を決める。上と下なのか、
舞台上に置いて逆光を出す、幕内に置いて横からライトを当てる、
などの操作があれば、
横、舞台後ろ、また、二階があれば上、なども考えられる。
そして、一人か二人がQシート班になり、Qシートを作る。

Qシートとは例えば、上の『Qシート書き起こし』の図のように。
また、実際使用したものでは、以下のもののように、

(イメージ『'98文化祭『四月になれば彼女は』Qシート』)
(イメージ『2002『必志組』『かぜのつばさ』Qシート』)

表に書き起こす。
このとき、『Qシート書き起こし』の図では
上SPOTは(人)A→(中)AB二人となっているが、
これを素早くやると、
観客の目には明かりがチラチラ見えて、汚く写る。
すこしゆっくりめに変化させた方が自然に見えて、違和感がない。

 □SPOTの位置は決まったか?
 □Qシートは何月何日までに完成させるか。
  (舞台監督から指示があることがある)担当は誰か。

*第五回:トレーニング。

Qシートにもとづいて、SPOTはたびたびCASTと練習、
舞台照明はイメトレをする。
練習日程に合わせて、機材担当は機材を調達。

☆操作担当の人は。
 □『A子とB夫、出会いのシーン』『別れ、クライマックス』
  などと言われたら、
  どんな舞台の図になるかがイメージできるか?

☆機材担当の人は
 □練習日程に合わせて機材を調達する。

*第六回:リハ。

リハーサル。通しで、機材が全て揃った状態で練習できる機会はほぼこれだけ。
CAST、他STAFFともども、予定を円滑に進められるように、練習とイメトレの成果の見せ所。

リハーサルではCASTの失敗や、周りの暗さのためQシートが見えない、
という状況など、アクシデントがいっぱいなので、気をつけよう。

☆操作担当の人は。
 □タイミングが合わないところがあれば最終確認。近づく本番に備える。


*第七回:本番


本番。STAFFでも何故か心臓が高鳴りつつ、足とかがくがくしつつ、本番。
SPOTが楽しいのは、本番、仕事をやりつつもちゃんと舞台が見られること。
舞台照明や音響の人は、舞台を見られないのです……

終わったら撤収。