*第一回:顔合わせ

まず、顔合わせ。本番の操作、合図をする人数(最低人数)はそろっているか?を確認。
本番の操作の担当(二名以上が望ましい)と、合図の担当を決めておく。
それ以外の人は本番以外の仕事、機材管理やカセット・CDなどの管理をする。

 □誰が本番に操作をするのか?
 □誰が本番に合図をするのか?
 □誰が曲の入ったカセットやCDの管理をするのか?
 □誰がデッキなど、機材を管理、確保するのか?

☆本番操作
練習はつきもの。CASTのためにも練習中からきちんと曲を流してあげると良い。
直前に初合わせ、などとなると、台詞とタイミングが合わなかったり、
リズムやタイミングが狂ったりして大変。
練習初期にCASTサイドに『この曲だよ〜〜〜♪』
ということは最低限伝えておこう。
『流し方』(CI,CO,FI,FO)にはタイミングや盛り上がりも重要。
合わせを何度かして、本番に備える。

☆本番合図
主に音量の管理。
大きすぎたり小さすぎたりは、当日にならないと分からないこともいっぱい。
操作の人に向けて、『もっと大きく!』『ちょっとだけ小さく』などを合図する。

☆CD、カセット管理
毎回、特にリハの時など、リストを作りきちんと管理する。
音のスタート点にマークをつけたりもする。
(特に効果音など、タイミングを合わせなければならないときには重要)
何の曲のカセットを、どこの誰が持っているのか?
その録音元は何というアルバムの何番?
曲の管理を全般的におこなう。
(カセットの直前での紛失などは、けっこうあります。
それの防止が第一任務!!)

☆機材管理
学校などで貸し出しの手続きが必要な場合はその手続きをする。
また、毎回使うときは機材のクセ(音の大きさ、とか、音飛びの有無とか)
を把握する。

*第二回:このシーンはどんなムードで?


みんなで曲を入れるところを決める。基本的に、曲はいっぱい入れる方が、芝居にメリハリが出る。
喫茶店などでも気がつくか気がつかないかくらいの音量で曲が流れているものである。
それがあるとないとでは、雰囲気が全く違う。

曲を入れるところの書き方としては、

(イメージ『音量曲線☆台詞の上に』)

のように、FIなのかCIなのか、FOなのかCOなのか、どこがヤマなのか、どんな曲なのかを書く。
図のように台本の台詞の上に書くのが分かりやすく見やすく、いい。
どんな風に曲を入れたらいいのか、流したらいいのかなどは、
ドラマや、芝居(とくにキャラメルボックスは音の使い方が上手いのでおすすめである)を見て研究すると、
泣かせる、あるいは笑わせる曲の入れ方や、ムードを盛り上げる流し方が分かってくるはずである。

 □どこにどんな曲を、どういう風に入れるのか?
 □候補の曲は、具体的にあがっているか?それともイメージだけがあって、
  具体的な曲名はでてこないか?
 □具体的な候補がないものは、呼びかけてみつける。あるものは、持ち寄る。

☆機材担当は。
 □二台同時にデッキを使わなければならないところ
  (二曲同時に流したり、曲が流れているところに効果音が入ったり)
  はあるか?
  それは、自分たちの手持ちの機材で可能か?

☆CD、カセット担当は。
 □よびかけて曲を捜さなければならないところはどこか?
 □↑も含め、候補曲を捜すよう、クラスや部員などに呼びかける。
 □また、具体的に候補のある曲はどのように入手するか?
  レンタルか、誰かが持っているのか、また、何月何日までに、
  それらの曲は揃うのか?
 □何月何日までに候補曲をそろえて(シーンごとの)、
  そのシーンの曲を決定するのか決める。

*第三回:曲を決める。

曲の候補が揃ったら、CAST、演出などを呼び、
(可能ならば。もし予定が合わなければ、自分たちで台詞を読んでもいい)
台詞を読みながら曲と合わせてみて、どれが一番良いかを決定する。
その後CAST、演出に相談。
(自分たちがとことん悲しいシーンだと思っていても、
実はギャグのシーンとしてCAST側は練習していた、
ということもあるので要注意)
イメージが大きくずれていなければ、CASTの気分のノリがいいかなども聞き、
考慮しながら曲を決める。

(イメージ『A子とB夫の別れは切な系?お笑い系?』)

☆合図、操作の人は。
 □CASTと、その、曲の決まったシーンを会わせる日を
  CASTとも相談して決め、
  機材とCDカセット担当にその日までに揃えるようにたのむ。
  (合わせは合図はいなくてもいい)

☆CD、カセット担当は。
 □決定した曲のリスト
  (誰のなんていうアルバムのなんて曲?どのシーンに使う?)を作り、
  ダビングなどをする。ダビングしたらラベルを付けて
  (○○のシーン(台詞「……さよならを」から「待てよぉおおッ!」まで)
  などと書くと分かりやすい)
  なくさないように管理。

☆機材
 □合図、操作に頼まれた日に機材がそろうように手続きをする。

*第四回:CASTの台詞と息ピッタリなMUSIC♪

本番操作と合図の人は、CASTの練習に合わせる。(合図はいなくてもいい)
毎回、なんてのは大変なので、時々。
合わせていく中で、最初に決めたの曲の流し方に修正を加えていく。
(CASTや演出などと関わりつつ、本番に携わる人が決めてOK)

☆本番操作、合図の人は。
 □たびたびCASTと合わせる。
  本番にトチらないためにイメージトレーニングも大切。

☆機材、CDカセット担当は。
 □合わせで毎回きちんと必要なものが揃うように。
  また、なにもなくならないようにきちんと管理。
  無くなったもの、こわれたものがある場合には素早く対応。

*第五回:リハ。

リハーサル。それまでのシーンごとの練習と違い、
全ての機材、CD、カセットが揃うため、操作も混乱しがち。
また、合図は、この日と本番が大仕事。いつもの狭い練習場所と違い、
舞台なので、当然音の響き方や音とCASTの声のバランスも違う。
よーく音を聞いて、操作担当に指示を。

また、リハは人の出入りやものの出入りが激しいため、
機材が無くなったり、こわれたりすることが多い。
なので、細心の注意を払ってものをなくさないように。

なによりも気をつけなければならないのは、本番は「暗い」ということ。
いつもカセットのラベルも台本も操作ボタンもはっきり見えるのに、
この日は見えない。そしてCASTの動きも、(幕内で操作するなら)
この日は見えない。
そこを忘れずに、事前に練習を重ねておいた方がいい。

*第六回:そして本番。

本番。

いつもより何故かCASTの声が小さかったり、
CASTが台詞を飛ばして
音楽を入れるキッカケになる台詞が飛んでしまったり……
ハプニングは、多い。
あと、出入りしたCASTが置いてあるカセットなどを間違って蹴ってしまったり。
(↑すべて体験談だ^_^;)
けれど、取り乱して喋るわけにはいかず。
人事を尽くして天命を待ち、本番が終わるのを待つ。